栃木県公立中学校
・カタカナと漢字が正確に読めない。 ・音韻の弁別の困難さがある。
中学校入学時担任、教頭、特別支援教育コーディネーター、特別支援学級担任
中学校1年・定期テストの問題の漢字の部分にルビを振ってほしい。 ・テストの解答が漢字で書けなくても、内容が合っていれば、正解とみなしてほしい。
特になし
中学校1年
中学校1年・全科目の定期テストの問題文の漢字にルビを振ってもらった。 ・国語の漢字書き取りテスト以外の一部の教科では、文字の形ではなく解答内容で判断して、合っていれば、得点をつける。
・漢字の読み方が分かったことで、問題が理解しやすくなった。 ・先生が手書きしたルビで行間が埋め尽くされていて、かえって読みにくく目が疲れた。
備考・教科の先生の判断によって、配慮してもらったり、配慮してもらえなかったりすることがあった。担任にそのことを伝えたが、教科担任の考えを変えることができなかった。 ・子供のできないことや苦手なことだけを使えるのではなく、どのやり方ならできるのか、どんなことが得意なのかも、きちんと伝えた。 ・中学校入学前のオリエンテーション時に、特別支援教育コーディネーターに面談の予約をし、前もって子どもの特性を大まかに伝えておいた。そのため入学後の配慮申請のときの話し合いも和やかにできたような気がする。子どもが新しい場所や人に緊張するように、先生も緊張する。先生も「こんなにIQが高くて読み書きができない子は初めてです」と言って少し驚いていた。早めに先生方に伝えて、指導や心構えについて準備する時間の余裕を持たせてあげた方が良い。年度始めは先生も忙しい。