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定期テスト
PCによる読み上げ・解答
更新: 2019年5月5日
配慮が必要な分野
読む書く

困難の状況

学校

神奈川県公立中学校

困難の詳細

・文章を正確に読むことが難しく、時間がかかる。 ・文字を手書きで答案作成することが困難 ・書くことによる疲労感で、テスト後は過眠や頭痛になる。

申請・相談情報

相談した時期や相談先

中学3年生の4月担任、副担任

申請時期・申請内容

中学校3年・PCによる問題文の読み上げ ・PCでのタイピング入力による解答(数学と美術以外) ・数学と美術は拡大の問題用紙、解答用紙を用意 ・数学と美術以外も問題に応じて拡大された問題用紙 、解答用紙を使用 ・PC用レイアウト変更(解答しやすいように問題文の近くに解答欄を付ける) ・PCによる読み上げを使う場合、黙読よりも時間がかかるので時間延長させてほしい。

申請時の添付書類

中2の時点で提出した書類から随時最新の検査結果等を提出(WISC-Ⅳ、URAWSS-HOME、K-ABC、心理検査所見と診断、専門機関作成のアセスメント)

実施ステータス・時期

実施ステータス
実施時期

中学校3年

学校の対応

中学校3年・PCによる問題文の読み上げ(全教科の問題文をWORDでの読み上げ機能を使用) ・PCでのタイピング入力による解答(数学と美術以外) ・数学と美術は拡大の問題用紙、解答用紙を用意 ・数学と美術以外も問題に応じて拡大された問題用紙 、解答用紙を使用 ・PC用レイアウト変更(解答しやすいように問題文の近くに解答欄を付ける) ・主要5教科は15分の延長、4教科は10分の延長。 ・別室受験(PC室利用)

備考

特記事項

・PC用に、作問者が問題の近くに、解答入力欄を追加したファイルを準備。 ・読み上げ機能が使えるようになり、問題が解きやすくなった。 ・自分が指定したところを読み上げができるようになり、問われていることを理解して解答することができるようになった。 ・読み上げ機能を使うことで、問題を解く時間が多く取れるようになった。 ・問題文のそばに解答欄があって、ひとつの画面表示でテストが受けられるようになって解きやすくなった。 ・数学、美術は、読み上げを使うことはなかった。

今後の展望・その他

備考これまでも問題文をPDFでPC上に表示する配慮が実施されてきたが、読み上げ機能が使えなかった。今回は、PC上で、読み上げと解答が同時にできるようになり、問題が解きやすくなった。テストの表示も解答欄が問題文のそばに表示される工夫があったため、画面を切り替えて表示を変える必要がなくなった。そのため、試験後の疲労感がだいぶ軽減して、翌日以降のテストも普通に受けられるようになった。