神奈川県公立中学校
・板書に時間がかかり、写しきれない。 ・先生の話を聞きながら、メモしたり書くことができない。 ・ノートに書いた字が自分でも読みづらい
実施
中学2年生進級時最初の月(4月中)担任
中学校2年タブレットを使ってノートテイクさせてもらいたい。
URAWSSの結果と小学生の読み書きスクリーニング検査(STRAW)をまとめたアセスメント,/ 資料として本一冊「読み書き障害のある子どもへのサポートQ&A 河野俊寛(著)」
中学校2年国語と社会と理科の授業で、本格的にタブレットをノート代わりにして授業を受ける。(主にノートテイクのみに使用)
・タブレットは、中1の3学期の終わり1週間程度試験的に使用していました。 ・国語は、黒板に書かれているのは縦書きですが、タブレットに書き込む場合は横書きになるため、書き写すのが難しかった。 ・国語の先生が、授業用のプリントを毎回配布してくれたので、板書の量が少なくて助かった。 ・タイピングの音が周囲にうるさいのではないかと思い、タブレットの画面上に出したキーボードを使ってノートテイクをしたので、タブレットの画面が半分ぐらいしか見れなくて、意外と大変なことが多かった。
備考導入時は、子どもも扱いに慣れていないこともあり、周囲への気遣いや管理の問題もありましたので、ひとつの教科から始めてみて、徐々に使う授業を増やしていって自信になっていったように思います。 また、最初に使う授業も、本当は自分が一番困っている教科から使いたかったのですが、やはりタブレットの使用について理解のある先生から使ってみるほうが、心理的にも使いやすかったと話していました。 初めてノートを取れるようになったことで、何より嬉しかったみたいで、自信がついて学習に前向きに取り組む ようになりました。 何らかのトラブルや紛失などが生じてしまうとタブレットが使えなくなるのは困るので、本人は管理や保管、周囲への気遣いもすごく考えてしていました。